海綿状血管腫 と 病院に世話になった記録

病院に行った! のお話・・・

入院初日 その2

時間は午後3時過ぎ・・・

もう、ほとんど外来患者が居なくなった診察室前でうたた寝してるところを呼ばれる。



先程検査した結果を、医師が説明し始める。
頭のMRI写真を映して(もちろんオールPC使用 フイルムなんて使ってない)

「まず、頭以外異常は認められませんでした」
イメージ 1






モニターに映った頭の輪きり画像の説明を始める

(モニターに映ってる所は、頭を水平に輪きりにした写真、位置的には目玉の高さで、目玉がはっきり分る)
(なんか目玉の部分がカエルっぽい!)

「この部分に出血が認められます」
(ちょうどど真ん中)  

「脳幹部の毛細血管がコイル状に丸まっていて(奇形と言うか人それぞれ違うらしい?)そこから血液が漏れています」
(・・・・・・・・・なんか大変らしい?・・・・・・・・・)

「漏れた血液が神経に影響して障害が出ています(つまりロレツが回らなかったり、左手足の動きが悪い)」
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

「出血が拡大するともっと大変な事になります(全身麻痺とか呼吸不全)」
(俺、けっこう危ない状態なんだ・・・)

「血圧を下げると出血は収まると思うので、血圧コントロールをします」
「今すぐ入院してください」
(・・・入院か・・・仕方ない・・・)


ここで、もう一人の医師が登場!
脳外科の医師という事で、また説明が始まる。
「根本的に手術でこの血管を取り除くと、治る事になります」
(お!手術で完璧に治るんだ!・・・・・・・頭の手術は大変だろうが・・・)

「しかし、手術をするには、この場所に辿り着くために神経を切らなければならない・・・ 後遺症がかなり出る事が予想されるので、難しいです」
(・・・・・・再発が無い様に治す事は不可能なのか・・・・・・・)


医者の説明は終了

看護師と事務員との入院手続きに入る。

ここで問題が・・・ 
このまま即入院なので、何も準備が出来てない。
独り者なので、誰も入院準備を頼める人が居ない。
とりあえず、「患者衣」(日額230円)を借りる事にする。


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